家の収納は 場所や広さで生活のしやすさがかなり違ってきます。
家が建って住んでみてから、「これを直すところがない!」「使いにくくて結局ゴチャゴチャしてしまう!」という声はよく聞きます。
物の量や置き場は人それぞれですので、どのように収納を決めていけばいいのかをここでは紹介していきます。
そして ニッチという小さな棚を作ることもできますが、これは本当に必要なのかについてもお話していきます。
収納の場所は、動線で決める!
生活しやすい収納の場所を決めるには まず色々なパターンの動線を考えていくことです。
1つの行動パターンを見てみると…
玄関に入って靴をぬぐ
↓
鍵を置く
↓
バッグなど持ち物を置く
↓
上着をかける
ここから 1つ1つ どの場所が収納しやすいか考えていきます。
例えば
・カギを置く場所・・・玄関内に置く。
・バッグなどの持ち物がサッと置ける場所・・・玄関からリビングに入ってすぐの所に置き場を作る。
・上着をかける場所・・・玄関か、その近くに よく着る上着を簡易的にかけれる空間を作る。
このように いつもあなたがどのような行動をしているか または したいかを何パターンもイメージしてみましょう。
使いやすい収納にするには
布団など大きなものを収納するには ある程度の奥行きが必要ですが、それ以外は基本的には奥行きの浅い収納のほうが使いやすいです。
奥行きが深いと 奥のものが取り出しにくく、結局デットスペースになってしまいがちです。
本立てや小物、筆記用具などの収納は 棚板の奥行き30cm程度がおすすめです。
ニッチについて
ニッチって何?
「ニッチ」とは 壁の一部をくぼませて小物を飾ったり、小さな棚として使ったりする空間のことです。
一般的に 奥行きは10cm程度ですが、底の面を板で出っ張らせて15~25cmにすることもできます。
ニッチのメリット・デメリット
メリット
・空間が狭いところでも カギ置きや、飾り棚が作れる。
・毎日使うものを サッと置ける所に作ると便利。
デメリット
・扉がないのでホコリがたまりやすい。
・出っ張らせるとじゃまになる可能性がある。
ニッチは必要?
とにかくシンプルがいい!という方には 不要かもしれません。
私の場合は 玄関やトイレに飾り棚、リビングにカギ置き、キッチンに調味料置き…など全部で5ヶ所作ってもらいましたが、すごく便利で気に入っています。
ニッチを作る場合は 棚をあまり置かない部屋につくるのをおすすめします。
小さな子供がいる家庭では、子供の手が届かない高さにニッチを作ると安心です。
床から1m15cm~20cm程度の高さなら3歳くらいまでの子供も手が届きにくいです。
まとめ
収納の場所と奥行きを考えることが生活のしやすさにつながります。
最低でも1つの空間に1ヶ所は収納をもうけるのが理想です。
何をどこに置きたいか、使う場所から近いところにあるかをイメージしながら決めていきましょう。
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